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不動産開業に役立つ!セミナーレポート
令和2年度 第1回 不動産業開業支援セミナー(6月23日<火>)

不動産業を始めたい、興味があるという方が気軽に参加でき、業界の生の声が聞ける、それが宮崎県宅建協会「不動産開業支援セミナー」。
今回は、6月のセミナーの様子をお伝えします。

 まず、県宅建協会事務局から不動産業開業準備のポイントをご紹介。
経営形態として法人・個人それぞれのメリット・デメリット、事務所設置や準備資金について、さらに免許申請や開業に伴うさまざまな書式のご説明をしました。事務局では、ご相談事など免許取得前に関するどんな事でもご相談にのります。いつでもお越しください!

 次はセミナーの目玉、開業体験談です。
講師は、開業10年目の「㈱秀光不動産」藤田秀夫さん(都城市)、12年目の「オフィス花山手龍」内山哲郎さん(宮崎市)。お2人とも不動産業の経験ゼロからの挑戦でした。
 藤田さんは、不動産を開業する前に勤めていた銀行での人脈と経験で不動産投資を始めたことがきっかけ。広告は、ほぼ物件に掲示している看板のみ。一つ一つの仕事を丁寧に行い関わる人を大切に、自分の成長と共に地域もよくする気持ちで動けばおのずと仕事に繋がると語りました。
 続いて内山さんは、自社HPの作成やSNSなどwebを活用した営業のさきがけ。開業準備には半年ほど時間をかけましたがその反響は大きく、今も不動産ポータルサイトとリンクさせ集客に繋げていることなどを語っていました。

 最後の質疑応答では開業資金はどのくらい必要か、年間経費の内訳はどのようなものか、賃貸はどのくらいの管理数を持っていればいいのか、月に必要な契約数、開業からの3年間の運転資金、初仕事の内容、一日のスケジュールなどの問いに、県宅建協会の木田文男会長も加わって答えました。
 賃貸不動産経営管理士、ファイナンシャル・プランナーや不動産コンサルティングマスターの資格を持てばより役立つという講師の言葉で新たな目標が見えたという受講者も。
 セミナー終了後は、講師を囲んで質問をする受講者たちの姿に木田会長が「免許取得前から皆さんがこんなに情熱を持っている」と驚いていました。

 運営スタッフの熱い情熱が伝わりましたか?参加は無料です。大変お役に立ちますよ!まだまだ開催いたしますので次回はぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか。

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